僕家のらーめんを描く、僕のブログ

今更ながらお客様からお問い合わせ頂きましたので当店のピンク色のチャーシューについて書かせて頂きます。

豚肉の調理は本年度の食品衛生法より調理基準が明確に示されています。

『芯温が63度で30分以上の殺菌、又はそれと同等の殺菌効果を有する方法で調理すること』

当店は昨年度に保健所に自主的にサンプルを提出、検査をお願いし、上記条件を満たしているとの検査結果を頂いております。

なお、ピンク色だから火が通っていないというのは間違いです。豚肉だからよく火を通さないとと言うのは正しいですが火が通る基準というのは割と知られていません。
お肉のタンパク質と水分が分離する温度が68度、それを過ぎると肉は白く固くなります。滅菌が認められる温度は63度なので63〜68度の間に芯温を持っていけばピンク色ですが火は通っているということになります。

ちなみに牛肉の基準はこれと異なります。牛肉にはO-157病原性大腸菌がありますので表面を75度で1分間加熱しなくてはいけません。

当店のチャーシューの製法は極秘ですが芯温を測れる調理機器で調理しており、充分な滅菌温度まで火は通っておりますのでご安心してお召し上がり下さい。



※下写真はイベント用チャーシューの焼き上がり写真です。
ピンク色のチャーシューを作るには色々な調理方法がありますが、ある程度調理の知識が必要ですのでご注意下さい。